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天城高原は伊豆半島のほぼ中心に位置し、天城連山(遠笠山1197m・万二郎岳1300m・万三郎岳1406m)の中腹に広がる約1000万平方メートルの高原です。標高700〜1000mの高原ですが、海洋性の温暖な気候のため、四季を通じて多くの草花が咲き、木々が茂り、紅葉葉が山を染めます。
このように豊かな植物に恵まれた環境の中に、数多くの昆虫や野鳥、動物たちがたくましく生きています。 |
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アマギシャクナゲ
天城高原は、標高700〜1000メートルの位置にあり、温暖帯に属しています。
海洋性の温和な気候のため、植物の生育に適し、四季を通じて数多くの花樹や草花に恵まれています。
またこの地域には、伊豆半島特産種や、伊豆半島周辺に自生する植物が多く見られるのもひとつの特徴で、植物観察を楽しいものとしています。
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ホンシュウジカ(シカ科)
天城高原には森林性の動物(哺乳類)が住んでいます。小さなノネズミ類から大きなイノシシ、シカまで15種類が記録されています。
種類は豊富ですが、野生の動物たちは用心深く、なかなか姿を見ることができません。
ノウサギなどは日中でもまれに姿を見ることがありますが、夜に餌を求めて歩く動物が多く、別荘の庭に餌付けをすると、身近に見ることが可能です。
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クロツグミ
天城高原では年間約60種類の野鳥が記録されています。1年中生息している留鳥、夏にやって来て繁殖する夏鳥、春と秋に通過していく旅鳥などで、このうち、留鳥が6割を占めます。
生息環境別には、森林や林縁を好む森林性の野鳥が目立ち、水辺を生活の場とする野鳥はほとんど見られません。 |
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カラスアゲハ
天城連山で昆虫類が活発に活動するのは、6〜8月にかけての夏の時期です。
中でも、華麗な舞を見せるチョウが多く生息しており、スジグロシロチョウやアサギマダラなど約40種類が記録されています。
このほか、ミヤマクワガタやカミキリムシが多く、セミも6種類ほど記録されています。しかし、周囲に水辺が少ないのでトンボ類はあまり生息していません。 |
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| 天城高原の地質と地形 |
万三郎岳(1406m)を最高峰にもつ天城火山は、伊豆半島周辺では北方の富士山や箱根山を除くと、もっとも大きな火山帯で、伊豆半島の中央部に位置しています。
火山帯は侵食が進んでいるために、深い渓谷が何本も刻み込まれています。天城火山は、今から約2千万年前の海底火山活動による、火山噴出物の溶岩、火砕岩からなる基盤岩石の湯ヶ島層群の上に、厚さ400mの火山噴出物が堆積してできたものです。
万三郎岳と遠笠山の間の谷間、遠笠山の笠をかぶせたような山峯、矢筈山や岩ノ山の突出した地形、さらに丸野山の高まりなど、いわゆる火山地形というものは、火山活動の様式や規模を反映して、はっきりした表面地形を持っています。
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| 天城高原の気候 |
●気温
標高1000m前後の高原ですが、海洋性気候のため、冬の平均最低気温はマイナス1度で、箱根、軽井沢に比べて3〜6度も暖かく、夏の平均最高気温は24度と箱根・軽井沢と同じぐらいです。

●雨量
年平均雨量は、箱根と同じで3200ミリで、その60%は5月から9月の間に降ります。雨の降り方は集中的にまとめて降るタイプなので、特に多雨地帯の感じはしません。冬の月平均は130ミリです。このように雨量が豊富のため、草木がよく繁茂し、飲料水、その他の用水も充分です。

●湿度
常に風があるので、夏に霧がかかり湿度が高くなっても、停滞することがないため、湿気を感じません。

●天気
海に近い高原の常として、夏期は雲や霧がかかることが多く、雨の降る日も多く、涼しいところです。晴れる日も月平均9日と案外多く、すんだ大気を通して、富士山、伊豆七島はもちろん、遠く三浦半島、房総半島、南アルプスを望見することができます。冬期はもちろん天気がよく、ふつかに1日は晴れで、月に3回ほど降雪も見られます。
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| ■参考文献「天城高原の自然」東急リゾート株式会社 |
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